4月1日より、改正高年齢者雇用安定法が施行されました。

これは、希望者全員を65歳まで雇用することを義務化したものです。

ではどういった形で再雇用するのでしょうか。

・定年の廃止

・定年の引き上げ

・再雇用制度の導入

会社は、こういった制度を導入します。

そのほとんどが、再雇用制度の導入をすることになるでしょう。

なぜなら、再雇用制度を導入すれば給与を見直すことができるからです。

給与だけではありません。

配置転換、転勤、労働時間・労働日数の減少といった労働者に不利な条件を提示することもあるでしょう。

ですので、65歳まで雇用されるといっても厳しい現実が待っている場合もあるので注意が必要です。

とはいえこれから年金の支給開始年齢が上がっていきます。

定年退職してから年金が支給されるまで無収入の期間がないようにするには、不利な条件も飲まなければいけないことになるかもしれません。

そのことにより若年層や女性の雇用機会を奪うことに繋がるといった指摘もあります。