2014年春に卒業予定の大学生・大学院生のうち、就職先として「大手企業が良い」と答えた人は41・2%と13年卒より5・1ポイント増え、08年卒以来6年ぶりに上昇に転じたことが分かりました。リーマン・ショック後、大手企業は新卒採用を抑制したため、大手志向の低下が続いていました。しかし、景気回復を受け13年卒の大学生の就職内定率が上向く傾向にあること等により、大学生の大手企業へのチャレンジ意識が高まっているようです。

就職先として「絶対に大手企業が良い」または「やりたい仕事ができれば大手企業が良い」と答えた学生は計41・2%だそうです。これは2年ぶりに40%を上回りました。また「中堅・中小企業が良い」または「やりがいのある仕事なら中堅・中小企業でも良い」と答えた学生は計54・2%と、まだ過半数を占めているようです。

就職先を選ぶ条件で、最も多いのは「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」で、42・6%、次いで「安定している会社」が22・1%となりました。

個人的には大手企業が全てとは思いません。日本の企業のほとんどが中小零細企業ですし、そういった中小零細企業がアメリカのNASAに技術を提供したりしていますから。